3. ラミネートべニア

ラミネートベニアとは、歯の表面をエナメル質の範囲内(約0.2~0.5 mm)で削って、つけ爪のようなセラミックでできた薄いシェルを歯科用の接着剤で貼り付ける治療法のことを言います。

ラミネートベニアでは、歯の色だけでなく、形、大きさ、歯並び、歯のすきまも改善することができます。
審美目的の治療のため、保険治療が適用されません。
費用は1本10万〜15万円程度です。

メリット

  1. オールセラミッククラウンと比べて削る量が少なく済みます。
  2. はがれないようにしっかり接着するため、日常生活でははがれる心配はほとんどありません
  3. オールセラミックを使用するため、色を自然にきれいに作ることができます

デメリット

  1. 保険適用外となります
  2. 歯ぎしり、くいしばりが強いと割れたり欠けたりすることもある。

ラミネートベニアでは、歯の色の改善というのが主目的となります。自分好みの白さにすることができ、芸能人のような真っ白い歯にすることもできます。ホワイトニングでは、白さをキープするために定期的なメンテナンスを必要としますが、ラミネートベニアでは、長期的に白さを保つことができます。

ラミネートベニアの場合も、定期的な検診やクリーニングは必要です。

歯と歯の間に隙間があると気になりますよね?
ラミネートベニアは形や大きさを決めることができるため、バランス良く直すことができます。さらに、ちょっとした段差や歯並びもラミネートベニアを用いれば、整えることができます。噛み合わせに問題なければ少し歯の大きさを変えたり、歯の形を変えることもできます。

通常、治療回数は2~3回となります。
1回目の施術で、歯の表面(エナメル質部分のみ)を削ります。この際、医師と施術後のイメージを共有し、歯の色の見本から希望の色味を選びます。
2回目の施術で、削った歯にラミネートベニアを貼り付けて施術完了です。


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本記事の内容は、あくまでも参考ですので、自己診断はお避けください。治療の方針は歯医者さんと直接ご相談ください。

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