5. クリーニング

元々の歯の美しさを取り戻すことができる治療法です。
歯垢や歯石は自分では取りきれず、虫歯や歯周病の原因になります。それを防ぐためには、歯医者さんでの定期的なクリーニングが欠かせません。

「歯のクリーニング」といっても、お口の状態によって治療内容が異なり、料金も変わってきます。

1. 保険適用内でのクリーニング

保険適用内でクリーニングをする場合、3割負担の方なら3,000円〜4,000円程度で済みます。
健康保険は病気を治療する場合にのみ適用されます。
保険内のクリーニングでは、歯周病治療として、歯石を取り除きます。
治療を目的としているので、処置前には検査があり、料金には「検査料」や「レントゲン撮影料金」や「初診料」などが含まれます。

保険内のクリーニングは歯周病治療が目的です。
クリーニング内容の中心は、歯周病悪化の原因となる歯垢や歯石を除去する「スケーリング」となります。

まずは歯と歯ぐきの状態を検査し、虫歯や歯周病の状態を調べます。
検査が終わったら、「ハンドスケーラー」や「超音波スケーラー」といった専用器具を使って、こびりついた歯石をこそぎ落としていきす。

定期的に歯石取りをしていて、歯石の量が少ない場合は1回で終わることが多いですが、歯石のつきかたがひどい場合は2回〜4回に分けて行うこともあります。
クリーニングにかかる時間は1回につき30分〜60分程度です。

メリット

  1. 歯周病の原因となる歯垢や歯石を除去することができます。
  2. 保険が適用されます。
  3. コーヒーや茶渋などでついた着色汚れをきれいにすることができます。
  4. 口臭予防に効果があります。

デメリット

  1. 治療目的の範囲内での施術となります。
2. 自費治療のクリーニング

自費治療でクリーニングをする場合、患者さんの希望や状態により施術の内容に差があり、また歯医者さんで個々に料金を設定できるため、費用が異なりますので各医院にお問い合わせください。

治療目的ではなく、予防や審美目的で受けられます。
虫歯を予防したい方や「歯をもっと美しくしたい」といった方も受けられます。

自費治療のクリーニングは、通称PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれています。
和訳すると、「専用の道具で行う歯のお掃除」で、自分では取りきれない歯垢や歯石、着色汚れやバイオフィルムを徹底的に除去できます。

PMTCの内容は歯医者さんやお口の状況によってまちまちですが、多くの場合、流れは以下のようなものです。
所要時間は1時間程度ととらえてください。

1. 染め出し、口腔衛生指導

歯垢を赤く染め出す専用の薬液を歯に塗ります。
「見える化」された汚れのつき具合から、普段の歯磨きの問題が分かります。
自分に合った歯磨きの仕方を教えてもらえます。

2. スケーリング

保険適用内のクリーニングの時と同じような専用器具「ハンドスケーラー」や「超音波スケーラー」を使用して歯垢や歯石を除去します

3. フッ素、トリートメント剤の塗布

スケーリングの次は、研磨剤を洗い流し、虫歯予防のためにフッ素を塗布します。
歯医者さんによっては、このあと、歯にツヤを出すためのトリートメント剤を塗布する場合もあります。

メリット

  1. 歯の本来の美しさを取り戻すことができます。
  2. フッ素を塗布すれば、歯の再石灰化が促進され、虫歯予防に効果があります。
  3. 治療のためだけでなく、審美のための施術も可能です。

デメリット

  1. 保険が適用されません。
  2. 医院によって扱っている治療の種類や料金が異なります。
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本記事の内容は、あくまでも参考ですので、自己診断はお避けください。治療の方針は歯医者さんと直接ご相談ください。

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