こんばんは。日中は暖かい日差しが気持ちいいのですが、
朝晩は寒くなってきました。
歯全体に『知覚過敏』がある私には、冷たい風が歯にしみる季節がやってきます…。
そうそう、ここ数年 歯医者に来院される理由で
「歯がしみるんです」という方多いんです。
「歯がしみる」と ムシ歯かなっ て思いますよね。
でも意外と、ムシ歯ではない場合があります。
ムシ歯じゃないのに「歯がしみる」。
それが 『知覚過敏』
CMで聞いたことがある方もいらっしゃいますよね!
簡単にご説明します^^
歯の根元の部分、本来は歯ぐきで隠れていた歯の表面が出てきて
冷たいものを食べたときや歯磨きで歯ブラシが当たるとキーンとした痛みを感じます。
場合によっては、酸っぱいものや熱いもの、甘いものがしみることもあります。
写真の矢印の部分のように、歯の表面が少しえぐれていることもあります。
その部分に磨き残し(プラーク)がたまりやすく、
しみを助長したり、ムシ歯になりやすくなってしまいます。
日常生活でそれほど支障がなければそのままでも大丈夫ですが、
過敏になっている歯の神経を落ち着かせる薬剤を塗布することで痛みを軽減することができます。
もしも、歯磨きのたびに痛みがあったり、水もしみるようなら
えぐれている部分を、歯と同じ色調のプラスティックで埋めることで
痛みを減らすことができますよ。
歯科衛生士 木村