4. ホワイトニング

ホワイトニングとは元々の歯の色をより白くきれいにすることができる治療法です。
歯に付着した歯垢や歯石、着色汚れを取り、歯本来の状態に戻すクリーニングとは異なり、歯の色自体を、特殊な薬剤を使用して漂白する治療法です。

ホワイトニングには

  1. オフィスホワイトニング
  2. ホームホワイトニング
  3. オフィスとホームを合わせたデュアルホワイトニング

という3種類の方法があります。
なお、ホワイトニング中は禁煙や食事に制限があります。

1. オフィスホワイトニング

歯科医院で歯科医師の管理下の元行うホワイトニングのことを言います。

数回の通院が必要です。
使用する薬剤の種類や効果によって、費用が異なりますので各医院にお問い合わせください。


メリット

  1. 歯を削ることなく、白くすることができます
  2. 短期間で効果を得ることができます
  3. 専門家が施術してくれます。

デメリット

  1. 保険適用外となります
  2. 詰め物やかぶせ物をしてある部分の色は漂白できません。(ホワイトニングに合わせて詰め直す必要があり、継続的に処置が必要となります。)
  3. 後戻りが起きやすいとされています。
2. ホームホワイトニング

マウスピースに専用の薬剤を入れて使用する、自宅で行うホワイトニングのことを言います。

歯科医院で歯型を取ってマウスピースを作ります。
専用の薬剤も処方されます。

費用は数万円で、その後薬剤を必要に応じて追加購入することができます。

メリット

  1. 歯を削ることなく、白くすることができます。
  2. 後戻りが少ないです。

デメリット

  1. 保険適用外となります
  2. 1ヶ月程度の継続使用の為、効果が現れるまで時間はかかります。
  3. 嘔吐反射が有る方はマウスピースの使用が困難な場合があります。
3. ディアルホワイトニング

2つの方法のメリット・デメリットをうまく利用して効率的に効果を得て白さを持続するため、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用することもあります。
それがデュアルホワイトニングです。
ご自宅でホームホワイトニングをしつつ、通院してオフィスホワイトニングを数回受ける事によって、より高い効果を引き出します。

ホワイトニングで思ったよりも白くならなかった方や、色の戻りが早かった方は、デュアルホワイトニングを試してみてはいかがでしょう。

まとめ

ホワイトニングは、差し歯や詰め物を白くすることはできません。
また元々の歯の色調によっては向かない場合もあります。
一度できるかどうかを歯科医院でご相談されることをお勧めします。

ホワイトニングの治療ができる
歯医者さんを探す 

本記事の内容は、あくまでも参考ですので、自己診断はお避けください。治療の方針は歯医者さんと直接ご相談ください。

関連記事

  1. 2. オールセラミッククラウン(ジルコニア冠)

  2. 6. インレー

  3. 3. ラミネートべニア

  4. 1. ホワイトクラウン(CAD/CAM冠)

  5. 5. クリーニング