レントゲン(X線)診査の大切さ

お久しぶりです(*^^*)

全国的に コロナ感染がまた広がっていて 不安なまま年末年始を迎えることになりそうな雰囲気を感じます…。

歯科医院に来院される方々も、それぞれに生活環境や状況が変わられていて 大変そうです。

手洗い うがい マスク 不要な外出は極力控えるなど、引き続きできることを行って予防に努めていきましょう!

今回は、半年ごとのメンテナンスにいらしていただいていたAさんの虫歯についお話ししたいと思います。

メンテナンスにおいて、お口の中の診査は必須です。このブログをずっと読んでいただいているみなさんは、歯科医院に検診や定期メンテナンス行った際に

椅子に座って、いきなり「気になるところがないなら歯石取りますね」とクリーニングがはじまるようなことには、なっていないと信じております。

まずは、自分の口の中が 今どうなっているのか?を【知る】ことが重要です。

【知る】ためには、診査を行います。虫歯、歯や粘膜に異常がないかは視診、凍みや痛みがないかは触診など、歯周ポケット検査で歯周病の状態を、プラークの付着状況は染め出しすることもあります。磨き残しやすい箇所を知ることはリスクコントロールにおいて重要だからです。 状態の比較、記録のために口腔内の写真撮影も行います。

そして診査の結果を聞くことで、自分のリスクが高いところ、ホームケアで気を付けること、今後起こりうる状況の予測と準備をすることができるのです。

今回、Aさんはコロナのこともあり、メンテナンス来院がなかなかできず1年以上経っていました。在宅勤務が増えて、間食をよくするようになり、食事の時間も不規則になったとのこと。

それをお聞きして、経過を観察していた左上の奥歯の虫歯が心配になりました。

視診では、エナメル質が黒く変色しているだけで穴はなし。フロスのひっかかりもそれほどありません。

違和感や凍みがなかったかお聞きすると、本当に時々なんとなく凍みることがあったかもとのこと。

迷いましたが、歯科医と相談してAさんに 念のためX線撮影をお勧めしました。

Aさんは痛みがないし、大丈夫です。レントゲンはなるべく撮りたくないとおっしゃいました。

実はX線診査は、Aさんと同じように撮影を嫌がる方がいらっしゃいます。その際には、具体的にどんな理由で撮影したくないかを深くお聞きしています。Aさんは被爆量を気にしていらっしゃいました。

そのため、

・歯科のX線の種類について(今回はデンタルという部分的な撮影)

・放射線の被爆量について(放射線医学総合研究所の資料)

・従来の歯科撮影の被曝量(0.01〜0.04mSv)とデジタルレントゲンの被爆量(0.001〜0.004mSv)について

をご説明しました。

すると安心して下さり、X線撮影を受けて下さいました。

こちら⇩

虫歯が写っていました!

赤い〇の中に、黒く透けている部分があるのがわかりますか?

経過観察していた虫歯は 白い矢印の部分です。

エナメル質に限局していことが、X線で確認できました。

ただ、もう1つ…

よーく見ると、赤い矢印の部分に虫歯が!! こちらは象牙質まで進んでいます💦

歯科医師からこれは治療が必要ですと。(T_T)

Aさんは、見つかってよかったよ と言って下さり、後日治療になりました。

治療の際に、歯科医が写真を撮影しておいてくれました⇩

虫歯を削った穴の脇に見える 表面の黒い部分が、経過観察していた虫歯です。

この件で、改めて定期的なX線診査の重要性を感じました。

最近は、デジタルレントゲンを導入されていらっしゃる医院さんも多いかと思いますので、被爆量については、上の表を参考にして頂き安心して受けて頂ければ思います。

他の疾患でのCT撮影を定期的に受けていらっしゃる方や、妊娠していらっしゃる方で気持ち的にどうしても受けたくないという場合には無理に撮影をすることはありませんし、必要性がない場合も然りです。

たとえ診査だとしても、納得して受けることが大切ですので(>_<)

歯科衛生士 木村

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