こんばんは^^
いよいよ寒くなってきましたね。
前回は ”歯がしみる” ことについてお話ししたので
その原因となる 『TCH』 のことも
知っていただきたいです。
『THC』とは Tooth Contacting Habit と言って 「歯列接触癖」のことです。
虫歯ではない、しみを感じる方に 歯ぎしりがあると言われたことがあるか?を
お聞きすると 言われたことはないですとの答えが返ってくることが多いのですが
歯をくいしばっている癖はないですか?とお聞きすると
・普段、気が付くとぐっと口に力が入っていることがあります
・寝ている間 顎に力が入っているのか、朝 起きたときに 顎が疲れている感じがします
・歯ぎしりはないけど、普段 左(もしくは右)に少し歯をずらした位置で
ぐっと力を入れ続けている感じがある
などなど、上下の歯と歯を接触させていたり、更には
力が入っている認識がある方がたくさんいらっしゃいます。
歯に必要以上の力がかかっていると、歯と歯茎のあたりに負担が大きくなり
歯ぐきが退縮する原因になります。
また、歯の表面が少しづつ減ってえぐれが出たり 知覚過敏の症状を起こしやすくなります。
寝ている以外の時間で、意識があるときには
唇は閉じていても歯と歯は接触させず、1~2mm程度離しておくこと
をお勧めします!
最初は歯をくっつけていないと違和感が強いかもしれませんが、
慣れてしまえば特に気になることはありません。
逆に歯が接触していたり、力が入っていることに気が付いて
リラックスできるようになってきますよ。
『くいしばり』がなくなると、知覚過敏も軽減しますし、
もしかしたら 顎の痛みや肩こり、頭痛なども緩和するかもしれません。
ぜひ、意識して
くいしばらない!を
やってみてください。
歯科衛生士 木村