梅雨入りのこの時期、む・し・ば の語呂にちなんで歯とお口の健康にに関する正しい知識を
日本の皆様に普及、啓発するとともに、あわせてその早期発見、早期治療を徹底することによって
歯の健康寿命を延ばすことを目的に「歯と口の健康週間」として
日本歯科医師会が、1958年{昭和33年)から実施してきました。
皆さんも 小学生のこの時期 『歯をみがこう!』 『むし歯はこわい!』 などと学校で
ポスターを描いた覚えがありませんか?
今年2018年(平成30年)の標語は 「のばそうよ 健康寿命 歯みがきで」です。
いつまでも健康にはつらつと過ごしていくためには からだの健康はもちろんのこと
元気でいるために 物を噛める歯が元気でないと それはかないません。
ほら、すこしでも 歯が痛かったり、歯がしみたりしたら
とたんに大好きなものさえ食べる元気もなくしてしまったりした経験がないですか?
そのうえ 大切な歯をなくしてしまうようなことになってしまったら・・・・!?
厚生労働省は 2016年に 80歳で 自分の歯が20本以上ある人の割合が
推計で51.2%に上り、初めて2人に1人になったと 歯科疾患実態調査の結果を公表しました。
11年前{2005年)の40.2%だった前回調査から 10ポイント以上増えたことになります。
これは「歯を強くする成分を配合した歯磨き粉が増えたほか、高齢者らの口腔ケア意識が高まった結果ではないか」
としています。
また、1日の歯磨き回数も1回が18.3%で 2回以上が49.8パーセント、3回以上が27.3%となっています。(2017/6毎日新聞より)
皆さんは1日に何回歯を磨いていますか?
歯が 20本あるのは入れ歯なしにほとんどの物を食べられる目安で、厚生労働省は 『8020運動』と名付けて
高齢者の口腔ケアを推進しています。
いずれにせよ いまの私たちの世代は 歯を磨く習慣が小さい時から 根づいていますね。
予防歯科の考え方も定着し 専門の歯科医院もあります。
ずっと 健康で おいしくごはんが食べられる未来のためにも しっかり歯みがきをし
そして 歯医者さんにも行きましょう!
健康寿命をのばすのは あなたの心がけしだいです!!!
{著者:段林)