はじめまして、歯科衛生士の木村です。
歯周病の治療や定期メンテナンスで23年の間に出会った沢山の人たちとのエピソードをご紹介していきます。
みなさんは、気になることがないのに歯医者に行ったことがありますか?
たいていの場合、何かしらの気になることがありますよね!
痛いとか腫れたとか、取れたとか…。
で、気になることが改善したらおしまい。
で、また何かあると行く。
例えば治療の最後に歯科医に、また3か月後に診せに来て下さいねと言われて、その場では「はい」と答えても、気になるところがないと行かないし、まぁいいかって忘れてしまう人がほとんど。
それでびっくりしたのが、「3か月後に来る時に何も気になるところがないのに、歯医者に来てもいいんですか?」と私に質問した方がいたんです!
確かに、<何かあったら行くところ>だから、<何もないのに行っていいの?>って思いますよね。
「いいんです!いいんです!ぜひいらして下さい。」とお答えしたらとても喜んでいらっしゃいました。
続けて「その時に何をするんですか?」と質問が。
そうそう<何もないのに歯医者で何をするの?>って思いますよね。
検診では今、どうなっているか?の診査と普段の歯磨きなどのセルフケアが行き届いていない部分をプロがケアするクリーニングをします。
大切なポイントは、今どうなっているか?を知ること です!
みなさんはご自分のお口の中のことをどれくらい知っていますか?
歯は何本残っているの?
親知らずはあるの?
詰め物は何個?
神経を取った歯は?
もっともっと自分のお口の中のことを知るために歯医者に行きましょう。
次回は、何のないのに歯医者に行くときのポイントをお話しします。